2月16日、新宿パークハイアット東京にて、気管支喘息に関する講演会『Meet The Expert』が開催され、南大沢メディカルプラザ院長　車川寿一医師が登壇いたしました。前半は、東京女子医科大学内科学第一講座主任教授　玉置淳先生が『喘息治療における抗コリン薬の役割』について講演され、後半を車川医師が『長時間作用性抗コリン薬をどのように役立てていくか』について講演。新規使用適応薬として、他の医療施設に類を見ない400症例以上もの自験例の中から抽出した5症例を基に、参加医師との意見交換形式で喘息治療の使用例の紹介と応用及び将来の展望について発表いたしました。車川医師は、喘息治療においては治療アドヒアランス（患者が積極的に治療方針の決定に参加し、その決定に従って治療を受けること）が重要であり、併せて吸入薬の指導を適切に行うことが症状の改善に大きな効果をもたらすと解説。また、具体的に長時間作用性抗コリン薬はどのような治療段階で、どんな症状・背景の患者に、どんな治療薬に上乗せするのが良いか、患者への説明の仕方、使用後の満足度について具体的にわかりやすく実用的なお話をいたしました。