在宅医療に関するよくあるご質問
介護保険について
Q1. 介護保険とはどういうものですか?
A1. 少子高齢化により深刻化する介護問題を社会全体で支援しようとする制度です。2000年より開始しており、3年毎に調整が行われています。
Q2. 介護保険を利用するにはどうしたらいいですか?
A2. 65歳以上の高齢者か40~64歳の特定疾病を持つ人で、身体機能や認知機能の低下により他者の介護や支援が必要な状態が継続していれば、介護保険の申請することができます。市区町村の「介護保険担当窓口」に申請をし、調査・判定が行われた後、60日以内に認定結果と保険証が届きます。また申請には主治医意見書が必要となります。
Q3. 主治医がいない場合でも意見書はできますか?
A3. 特に主治医がいなくても意見書はできます。ただ、意見書は認定時やケアプラン作成時に参考にされ、とても重要となりますので、信頼できるかかりつけの医師を見つけておくとよいでしょう。
Q4. 要介護度による違いは?
A4. 要介護度別にサービスに利用できる支給限度額が決められおり、その範囲で利用した分の費用は1割が自己負担となります。限度額を超えてサービスを利用することもできますが、その分は全額自己負担となります。要介護度が高くなると、サービスの中には利用料金が高くなるものもあります(通所サービス、ショートステイ等)。
Q5. 認定まではサービスが受けられない?
A5. 認定日は申請した日に遡って決まるため、申請日以降ならサービスを利用できます。ただし限度額を超えた分は自己負担となりますので、要介護度が不明な場合は注意が必要です。
Q6. 入院中でも介護保険は使えますか?
A6.入院中は医療保険が適用されるため、使えません。また退院前に外泊をする場合も、入院中と同様に使えません。
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